
第1回ハマコンのプレゼンターで、いわきで化石堀りを楽しむアクション「KASEKI☆HORITAI」を企画している松本麻衣子さんから活動のレポートが届きました。今回は、いわき市遠野町で巡検が行われたようです。地元を楽しむアクション、次々と生まれているようです。
特別アドバイザーである、いわきの化石博士鈴木千里さん(鈴木製麺社長)に案内頂き、遠野町深山田釜ノ前新生代化石産地にて、およそ隊員15名での巡検となりました。1500〜1600万年前の新生代中期中新世中山層では、巻貝・カキ・二枚貝などが、たくさん発掘されたようです。
中には、千里博士が「博物館級」と絶賛する「ビカリア」を発見した隊員もいたそう。隊員たちも、何かを見つけるたびに、千里博士に「これ何ですか~?」と遠慮なく尋ね、千里博士も大忙しだったようです。「充実したあっという間の2時間半でした」とのこと。
化石を掘ることが、いわきの古代の歴史を知ることになり、そのアクションそのものが、新しいいわきの魅力を「発掘」することに繋がる。何より参加されている方々が心底楽しんでいる様子が伝わってきます。松本さんのアクション、これからじわじわと、浜通りに新しい魅力を伝えてくれそうですね。

まさか遠野の山奥から海の化石が出てくるとは。このダイナミズムこそが化石堀の醍醐味。

KASEKI☆HORITAIの皆さん。大人たちの楽しそうな笑顔。子どもたちにもきっと伝わっていくはず。

KASEKI☆HORITAI隊長の松本麻衣子さん。一心不乱にハンマーを振るった。

貴重な化石をザクザク発掘。集中して作業するので時間の経過もあっという間!

わからないことはすぐに千里博士に確認! 楽しい学びが生まれます。