
第1回ハマコンのプレゼンターで、いわきで化石堀りを楽しむアクション「KASEKI☆HORITAI」を企画している松本麻衣子さん。プレゼン以後の活動は順調のようで、また新しいイベントを開催されたそうです。今回は、いわき市が誇る化石館「ほるる」での探検イベント!
これまでは河川敷やアンモナイトセンターなどで実際に化石を発掘する企画を展開した同隊。今回はいわば座学。石炭化石館ほるるの学芸員さんに館内を案内頂き、展示について詳しい解説を頂きながら、化石について学ぶ機会になったようです。
クビナガリュウは、卵を産むのではなく、おなかの中で孵化した後に生まれてくるという「卵胎生」だったとか。さらに、クジラは元々は陸上で四つ足で歩いていたそうで、海で泳ぐようになってから足が退化していったそうです。知らない話ばかりでとても勉強になりました。

クビナガリュウの化石に歓声を上げる隊員たち。浜通りの恐竜といえばクビナガリュウを思い浮かべる人も多いはず

専門家の話はやはり楽しく、ためになります。また1つ、化石に対する暑い思いのレベルが上昇した隊員たち

ほるるの定番。石炭掘りの格好を楽しむ隊員たち。次の活動は石炭掘り?
ちなみに、約1700万年前のいわき市には「ステゴロファドン」という種類のゾウがいたそう。その事実から、その時代は日本の東北地方までが亜熱帯の気候だったことが想像されるとのこと。参加者一同「へぇ〜」の連続。専門家の話は収穫ばかりです。
こうして化石について詳しい学びを得た隊員たち。いわき市に暮らしていても、古代の歴史までは知らないことばかりという人も多いはずです。英気も知識も充分に養ったところで、活動の本筋である「化石堀り」への熱がさらに高まったようです。