三坂地区ごちゃまぜ遠足&芋煮会開催

三坂地区ごちゃまぜ遠足&芋煮会開催

第1回ハマコンのプレゼンター、福島高専の永山優香さんと、同じく第1回ハマコンのプレゼンター北山剛さん率いるソーシャルスクエア内郷が共同で進めてきた三阪小中学校の廃校利活用プロジェクト。ついに「三坂地区ごちゃ混ぜ遠足&芋煮会」として初めてのイベントを開催しました。校舎の見学、芋煮、そして三坂の未来を考えるワークショップと内容盛りだくさん。30名を超える参加者が、秋の三坂を十二分に堪能しました。

今年3月に惜しまれつつ閉校した三阪小中学校。永山さんはOGにあたります。何とか生き残らせ、三坂再生のきっかけにしたいと第1回ハマコンで訴えた永山さん。そこに北山さんたちが共鳴し、今回のイベント準備を進めてきました。今回の企画は、単に遠足にとどまらず、三坂の人たちの暖かさに触れ、三坂の将来、浜通りの未来を考えられる有意義なイベントとなりました。その模様をこちらでも紹介していきます。

永山さんの案内で校舎を巡る。理科室、図書室、大人たちは懐かしさを感じながら校舎を歩いていきます。

 

校舎の中には「ありがとう」の書き込みが。最後の卒業式では、三坂の地区中に聞こえるほどの音量で校歌が流されたと言う。惜しまれつつの閉校だったそうです。

 

体育館には遊具も用意されましたが、子どもたちよりも大人たちのほうが盛り上がっていました。そんなところにも利活用のヒントが。

 

三阪小中学校OBの永山優香さん。この日はイベントの主催者として大活躍。高校生とは思えないバイタリティ溢れる動き。心強いです。

 

今年3月に廃校になったものの、教室も教材もそのまま残っており、場づくりが進めば、市内中心部からやってくる利用者も多いに見込める。とても可能性の多い校舎。

 

お昼は三坂のお母さんたちが作ってくれた芋煮を頂く。野菜の旨味と甘みがじんわりと感じられました。

 

午後からはワールドカフェ形式で活性化案を出し合いました。みんなが自由に、そして半ば勝手に、一気呵成に知恵を出すと、徐々にアイデアが固まってきます。

 

用意した模造紙は、すぐにアイデアの書き込みでいっぱいに。次のイベントのアイデアなども続々と出されました。

 

出されたアイデアを黒板に貼って記念撮影。このアイデアが、必ず次につながっていくと確信。

 

やはり三坂の魅力はこの自然の豊かさ。

確かに市内の中心部から車で30分以上かかりますが、月に一度くらいのペースなら、ここでゆったりとした時間を過ごすのもよいかもしれません。ワールドカフェでは、「大人の本気の文化祭」や「階ごとに保育所や老人ホーム、障害者施設」、「屋上ビアガーデン」などさまざまなアイデアが出されましたが、まずは「単発」でもイベントを繰り返し、「この学校で何かが起きている状態」を作れればいいですね。ここからどんなイベントがまた生まれるのか、本当に楽しみです。

さっそく朝日新聞などメディアにも紹介して頂くなど反響もありました。ハマコン実行委員会としても、この三阪小中学校の利活用をしっかりとサポートしていきたいと考えています。今後も、プロジェクトの進捗をこちらに掲載していきます。また何か動きがありましたらお知らせ致します。

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