第14回ハマコン開催レポート

第14回ハマコン開催レポート

10月13日(木)に第14回となるハマコンがいわきPITで開催されました。最近のハマコンは「ふくしま復興塾」や「バッテリーバレーフェスタ」など他団体とのコラボが続いていましたが、今回はスタンダードなスタイルに戻り、5組の熱意あふれるプレイヤーのプレゼンと、そのプレゼンに対して80名を超える参加者でのアイディア出しが繰り広げられました。

オープニングアクトは、こちらもハマコン恒例となった「Seaside Sisters~浜娘’s」。弾けるダンスと歌のほかに、ハマコンで名前をつけてもらった彼女たちの活動を自ら紹介。先日は、日本財団「海と日本プロジェクト」に参加して、素敵な動画を作ってもらったそうです。どんどん活躍の場が広がっていますね。この日に集めた募金は、岩手・北海道の台風被害への募金と、彼女たちの活動資金に活用します。

さて、ここからはプレゼンを振り返って参ります。

 

 

市川 英樹さん
浜通りで日本一綺麗で大きな田んぼアートを開催!

トップバッター市川さんは、浜通りで「田んぼアート」を開催するためのアイデアを集めています。仕事で福島に移住してきた市川さん。なかなか福島の復興が県外に伝わっていない現状をもどかしく思ってきたそうです。そこで見つけたのが田んぼアート。いわきの素晴らしさ、復興の様を県外に伝えていくために、浜通りで田んぼアートの開催を訴えました。

 

 

小屋敷 直也さん
いわきでメンズヨガ文化を発祥させたい!

いわき市でメンズヨガのイベントなどを開催している小屋敷さん。しかし、ヨガは女性のやるものというイメージも強く、なかなかメンズヨガの普及が難しいとのこと。そこで、どうしたらメンズヨガ人口が増えるかのアイデアを考えたいと、今回ハマコンに参戦されました。いわきの女性はフラガール、いわきの男性はヨギー。そんな時代は到来するのか!

 

 

横田 圭祐さん
大道芸の世界記録に挑戦!いわきに市外から遊びに来てもらうにはどうする?

いわき市内外でジャグリングを披露している横田圭祐さん。実は、カラーコーンを積み重ねてアゴに乗せるという芸を得意としており、つい最近、世界最重となる「20kg」のカラーコーン乗せのトリックを成功させています。その「世界記録」と自身の存在を利用して、いわき市内外にいわきの魅力を伝えたいと訴えます。ヨコタをどんどん利用して欲しい!  横田さん思いが伝わるプレゼンとなりました。

 

 

佐藤 博さん
いわきから再生可能エネルギーを

市内で土壌調査などを行う会社を経営してきた佐藤博さん。「地中」の専門家だけあり、以前から地中熱などの自然エネルギーを研究してきたといいます。目下、注目しているのが、薪・太陽熱・地中熱の3つのエネルギー。特にいわきの地中熱は、年間を通じて摂氏16度前後と変化がなく、冬は熱源として、夏は冷気の源として活用が可能とのこと。この豊かな自然エネルギーをどのようにPRしていくのかが議論の中心となりました。

 

 

野木 ちさとさん
いわきにプラネタリウムを復活させたい!!

占星術師としても活躍している野木さんのプレゼンテーマは「宇宙」。星や宇宙に魅せられてきた1人として、いわきで「天文教育」を展開していきたいと訴えました。いわき市の文化センターにはかつてプラネタリウムがありましたが、現在は利用されておらず、素晴らしい天文の世界を子どもたちに伝えることができません。いわきに宇宙教育をどう建て直すのか。野木さんがアイデアを語りました。

 

 
 
 

今回プレゼンいただいたみなさんに共通していたのは、「いわきならではの文化を活性化させたい」という部分ではないでしょうか。いわきで、田んぼアートやメンズヨガが盛り上がったり、いわきに大道芸の世界記録保持者がいる、独自の再生エネルギーがある、宇宙フェスが開催されるらしい……、どれもわくわくすることばかりです。

この日に芽吹いたアイディアたちが実現に向かうよう、今回もハマコンは総力をあげて応援します。

それぞれのグループに分かれてスピーディに意見を出し合うのがハマコンスタイル

それぞれのグループに1人ずつのファシリテーターが付き、議論を深めるお手伝い

ラストはそれぞれの発表タイム。「小さな一歩」が事業の鍵を握ります

 

さて次回のハマコンは、地元いわき明星大学とのコラボハマコンとなります。実は次回のために、今回のハマコンには多くの明星大生が参加していました。いわきの若い力を、みんなでサポートしましょう! 日程は、11月23日(水・祝)、時間は14時からで、会場はいつものいわきPITです。昼間の開催ですので、お間違いなく!

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