2022年秋
短期インターンシップ開催レポート!!

2022年秋<br/>短期インターンシップ開催レポート!!

10月8日(土)〜10日(日)の3日間、広野町で短期インターンシップを開催しました!

今回は、来春の長期インターンシップに向けて、より良い成果を出すために前段階のプレイベントとして開催!首都圏ほか北海道、和歌山県、京都府から8名の大学生が参加してくれました。
短期インターンシップのテーマは「ひろぼークラブの利活用を通じた地域活性」です。
「ひろぼークラブ」とは、現在1000名ほどが登録する、地域を盛り上げるための広野町公式ファンクラブ。インターン生には、ひろぼークラブのサービス向上と利用者数の増加、応援人口を増やしてほしいというミッションが与えられました。

3日間の活動の様子をレポートします!

1日目:広野町を知るフィールドワーク

1日目は、広野町に繰り出して、地域のイベントに参加したり、商店街を歩いたり、町を知るためにフィールドワークを行いました。多世代交流スペース「ぷらっとあっと」、広野町振興公社を巡り、最後に居酒屋「元気百倍」へ。地域の人たちやUターンした方などと交流しながら、町の人の声を拾いました。

2日目:アイデアの構想化

2日目は、2班に分かれ「ひろの未来館」でグループワークを行いました。
前日のフィールドワークを踏まえて、アイデアの構想化を図ります。グループワークのあと、発表し、フィードバックをもらいながらアイデアを詰めていきました。

3日目:成果発表会

3日目は、いよいよ成果発表会です。
遠藤智広野町長をはじめ、副町長、町職員の方々にお集まりいただき、それぞれのアイデアを発表しました。

A班の発表&アイデア

まずA班では、「既存のコンテンツの見直しと町民の応援団づくり」を中心に3つのアイデアを提案しました。

ーアイデアー

①メルマガの見直し:現在は「イベント開催情報」や「広報誌の更新」など月に1〜2回の更新だが、「イベント事後報告」や「ひろぼー目線」など、お知らせだけにとどまらない親しみあるメルマガを発行したらどうか。メルマガ文には、タイトルに「ひろぼーからのお便り」と入れてわかりやすくし、文の語尾に「だぼー」と入れてひろぼー感を出す

②協賛企業特典:広野っぽさを出す。居酒屋「元気百倍」を例に、写真を店の外観から店主の写真に変更し、店主のプチ情報も載せて、広野らしさを表現してみる

③応援団づくり:広野町民でクラブを支える人たちを「応援団」として、町民目線のホットかつニッチな情報と、町への想いを発信してみたらどうか

このアイデアを聞いた会場からは、

・現在の情報は「一方的な発信」と痛感した。双方向で楽しめるコンテンツが大切さだと考えさせられた
・「応援団」に興味を持った。応援団はどういった町民を想定しているのか?

と意見をいただきました。また、A班の学生からは

・広野町を好きになった。定期的に広野に足を運びたいと思う
・めちゃくちゃ楽しかった!元気な地元住民と話せたのが思い出です
・広野町とせっかくつながったので、何かあったときは学生の力に頼ってほしい。

などの声が上がりました。

B班の発表&アイデア

B班では、「広野町ファンクラブ「ひろぼークラブ」の知名度・会員数の改善策」をまとめ、4つのアイデアを提案しました。

ーアイデアー

ふたば未来学園高校と広野中学校との協力:全国的に知名度がある演劇部の公演でPR、物販する社会起業部との協力、全国から集まる生徒に、卒業時に会員になってもらう

3世代向けのイベント開催:高齢の会員が利用している「パークゴルフ」を軸に、「こどもパークゴルフ教室」を企画!子どもや孫に参加を呼びかけ、多世代交流ができる場にする

都内のアンテナショップで広報:都内での福島アンテナショップ人気に着目。現在の入会方法は手続き後に後日カードが送られる仕組みだが、その場でカードを受け取れて使えるようにしてはどうか?

ひろぼー公式SNS:ひろぼーのファンを増やす目的に公式SNSを開設。どこでひろぼーに会えるか分からないのでイベント情報を兼ねた「出没情報」、広野の日常風景も含めた「今日のひろぼー」など、カジュアルな情報を発信

このアイデアを聞いた会場からは、

・「ひろぼー公式SNS」について、既存の公式SNSとのすみ分けはどうするか?
・「どこに行ったらひろぼーに会えるか」とよく聞かれるので、出没情報は知りたい情報だと思う。クラブ限定の情報を発信してはどうか?
・パークゴルフのおじいちゃんおばあちゃんが技術を伝える取り組みが面白い

などの意見をいただきました。また、B班の学生からは

・「町外から大学生が来て頑張っている」という感じでなく、「広野町の中からの視点を大事にして取り組んだ。
・「広野に帰りたい」という同級生もいて、大人になったらたくさんの人が福島に帰ってくる。私はその先頭に立って頑張りたい。

などの声が上がりました!

メモを取りながら真剣に発表に耳を傾けていた遠藤町長からは、東日本大震災の復興の歩みを熱く語った上で、参加者に「提案を温かくいただき、具現化させて町づくりに生かしたい」と感謝し、将来の活躍を期し「提案を温かくいただき、具現化させて町づくりに生かしたい。再会を楽しみにしています」とメッセージを送っていました。

来春の長期インターンに向けて、幸先の良いスタートを切れた3日間の短期インターンシップ。今後の活動もぜひ応援お願いいたします!

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