2020春・地域実践型インターンレポート⑦ ~一般社団法人ふるさとと心を守る友の会

2020春・地域実践型インターンレポート⑦ ~一般社団法人ふるさとと心を守る友の会

●一般社団法人ふるさとと心を守る友の会

 

【取り組んだプロジェクト】

時間・空間・背景を超えて関わる全員が活躍できる仕組みをデザインし、新しい参加型モデルを発展させてください!

帰還困難区域にある福島県大熊町の「もーもーガーデン」で、被災牛を生かして地域のエコ草刈りを実施する「一般社団法人ふるさとと心を守る友の会」では、今回3名のインターン生を受け入れました。もーもープロジェクトの取り組みを応援する人が、どのような環境でも参加でき、満足できる新しい仕組みをデザインすることが今回のプロジェクトの課題でした。

【1ヶ月の成果】

インターン生3名は、以下の3つの観点から、もーもーガーデンの組織化に取り組むことにしました。

①より正確な理解を深めるための広報
公式ホームページに掲載する、放射線、環境保全についての情報を整えました。
風評被害をなくすため、そしてもーもーガーデンの取り組みが環境に与える効果を十分に伝え、きちんと評価されるため、話し合いを重ねながら分かりやすい正確な説明資料を作り上げました。今回作成した資料は、今後英訳される予定となっています。

②多様な人の力を活かすためのプロモーション
ネットショップでのグッズ販売という形で、遠隔にいる人でも、もーもーガーデンに関わることのできる仕組みを整えるため、ネットショップの開設に繋がる写真撮影や人気グッズのアンケート調査を行いました。
さらに多くの人が関わりやすくするために、公式サイトやFacebook以外で、もーもーガーデンの取り組みを簡単に知ることのできるツールの必要性を感じたインターン生。3分間の短い紹介動画をつくり、短時間で簡単にもーもーガーデンの取り組みを伝えられるようになりました。

③新事業の収益化のためのツールづくり
もーもーガーデンを今後も持続させるためには、安定的な雇用を前提とした保全の仕組みを作る必要があります。そんな課題を解決するために、レンタカウ事業、野草ロール事業の試算をし、費用や収益を可視化して、事業計画を立てることにしました。地域、そして全国の専門家の方にヒアリングを重ね、具体的な試算をすることができました。さらに、収益を上げて、事業を持続可能なものにするため、営業用のちらしも作成しました。

以上の3つの観点から、もーもーガーデンの発展と組織化に貢献した3名。この1ヶ月間の成果が、今後もーもーガーデンに携わる人たちによって、運営・活用されていく予定です。

 

【受け入れ企業・団体からのフィードバック】

さまざまな人が多様な形でもーもーガーデンの取り組みに参加できる仕組みを、3人が情熱を持って、それぞれの得意分野を活かして考えてくれました。1ヶ月のインターンで、当初の目標の上を行く成果物が完成しましたし、何よりも、3人が今後も継続して関わってくれるということをとても嬉しく思います。

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