
2021年2月20日(土)「いわき若者会議2021 おうちでいわき-day2」が開催されました!
第1回目に続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催となりましたが30名以上の方にご参加いただき、ゲストと参加者との交流や濃いディスカッションが繰り広げられました。
今回もオンライン開催された「いわき若者会議2021」day2の様子をレポートします!
おうちでいわき(Day2)開催概要
【開催日】2021年2月20日(土)15:00~18:00
【会 場】オンライン開催
【配信事務局】TATAKIAGE BASE(タタキアゲベース)
【登壇者】中野一希、村上健、下條由美子、井出拓馬
【内 容】第1部:いわきの仕事を知る
第2部:SDGsといわきの2030を考える
【参加者】いわき市と関わりのある30歳以下の学生・社会人
【主催】いわき市
【運営】いわき若者会議
【事務局】一般社団法人TATAKIAGE Japan
イベント内容
第1部では、ゲスト登壇者ごとにどんな仕事をしているのかについてお話してもらい、第2部では、グループに分かれてそれぞれのテーマでディスカッションを行いました。
ゲスト登壇者①|中野一希さん
(i-step株式会社社員)
テーマ「スポーツは楽しんだもん勝ち!!」
いわき市出身の中野さんは、大学卒業後いわきFCに入団。1年間プロのサッカー選手としてプレー後、i-step株式会社に入社しました。大学での障がい実習で、障がいのある子たちと関わったことをきっかけに「障がいがあってもなくてもスポーツを楽しめるようにしたい」と放課後等デイサービスマネジメントを行い、障がいを持った子供たちにスポーツの楽しさを教えています。
第2部のディスカッションでは、スポーツに関する思い出を参加者で共有しながら、「誰もがスポーツを楽しめるにはどうすれば良いか」を考えていきました。
参加者からは、勝敗を気にしすぎない、勝ちを追求しなくても楽しめるスポーツがいいのではないかなどのたくさんのアイデアが集まりました!
ディスカッションを終え、中野さんからは「今日いただいた意見をどんどん仕事に活かして、今後の発展につなげていきたい!」と感想をいただきました。
ゲスト登壇者②|下條由美子さん
(特定非営利活動法人NICE)
テーマ「NO SATOYAMA NO LIFE」
〜若者を山にハマらせるメゾット〜
いわき市出身の下條さん。大学卒業後にフィンランドやバングラデシュ、タイで、ワークキャンプという国際ボランティアに参加。その仕組みを地元・福島にも取り入れたいという夢を持ち、派遣元のNPO法人NICEで勤務。昨年5月にいわき市へUターンし、NICEに所属しつつ、いわき市田人町で地域おこし協力隊の夫と活動しています。
第2部のディスカッションでは、「里山を自然を壊さずに楽しんでもらうためにはどうしたらいいか」をテーマに話し合いました。
都会からは行きにくいという山のイメージを、流行りのキャンプという感覚で来てもらったり、山の不便さを楽しみ一緒に見出す工夫をしたらいいのではというようなさまざまなアイデアが出て楽しいディスカッションとなりました。
若者会議のゲストとして初登壇した下條さんからは、「いわきに帰ってきて、改めていわきには面白い人がたくさんいるのだと感じました。また、若者会議を運営している若者たちの活躍を見ていわきの未来は明るい!と思いました。」と感想をいただきました。
ゲスト登壇者③|村上健さん
(いわき市役所)
テーマ「いわき市移住促進委員会
〜真っ白なキャンパス〜」
大学進学のためにいわきを離れ、卒業後、Uターンしいわき市役所に就職した村上さん。 現在は、地元高校生の就職サポートを中心に、市内の雇用の安定や労働環境の整備に尽力されています。一部では、市役所での仕事内容や魅力をたっぷり語ってくれました。
第2部のディスカッションでは、「いわきに住んでみたい!行ってみたい!と思ってもらうには何が必要なのか」について話し合い、参加者からは、情報発信の工夫をしたらいいのではなどたくさんの意見が出ました。
今回出たアイデアが、もしかしたら将来のいわき市政に反映されるかもしれませんね♪
村上さんからは、「自分もまだまだ若者ですが、これから面白いいわきを作っていきたい!」と熱いメッセージをいただきました。
ゲスト登壇者④|井出拓馬さん
(福や代表)
テーマ「enjoy!いわき!」
京都からいわきにUターンした井出さんは、自然あふれる海のそばで4人のお子さんを育てながら水産加工業を営んでいます。仕事もいわきの生活もとことん楽しんいる井出さんには、学校では教えてもらえない生き方のヒントやいわきライフについて語ってもらいました。
高校時代まではいわきを離れたかったという井出さんですが、離れてみたからこそわかるいわきの魅力にたくさん気づいたそうです。観光資源やガイドブックに載っているものに限らずに、目線を変えると無限の可能性や面白さがあることを教えてもらいました。
最後に井出さんからは、「いろんな大人に出会って、たくさん経験をして、失敗してもリカバーできる力を身につけていってください!」とエールをいただきました。
参加者の声
day1・day2でいただいたアンケートより、参加者の声をご紹介します。
◾️自分は場違いじゃないかと思って恐る恐る参加申し込みしたけど、実際に参加してたらとても興味深いお話を伺ったり、ディスカッションをしたりと、大変楽しい時間を過ごすことが出来ました!
◾️リアルタイムでアプリで呟きながらコミュニケーションできるというのが楽しかったです!
◾️ゲスト4名の全く違った、でもいわきへの熱い気持ちを持った生き方に触れられてとても楽しかったです。
◾️こういったイベントへの参加は初めてなので緊張しましたが、とても充実した時間を過ごせました。運営の皆さん、ありがとうございました!
◾️インターン先が福島県いわき市で、いわき市を知るために若者会議に参加したのですが、いわきで働く人の話を聞くことが出来て良かったです。私は地域創生学部で地域創生について学んでいるので、今回のディスカッションを通して様々な視点を得ることが出来、これからの学びや地域への取り組みを考えていくうえで良い経験となりました。
おうちでいわき配信・運営の様子

現地での若者会議運営メンバー!お疲れ様でした♪
day1・day2ともに充実したディスカッションとなり、いわきを通してさまざまな視点を得られ、有意義な時間を過ごすことができました。ゲストの皆様、参加者の皆様ありがとうございました。
また、いわき若者会議では、一緒にこれからのいわきを考えるイベントの運営をしてくれる学生メンバーを募集しています。いわき出身でもそうでなくても、いわきに興味がる、関わりがあるという人は誰でも大歓迎です!興味がある方は、いわき若者会議のメールアドレス(→ iwaki.wakamono@gmail.com)か、各種SNSへご連絡ください!!お待ちしております。