
2022年10月29日「NN渋谷クロスロード」にていわき市長×若者での討論イベント「市長と考える地方に必要な若者のチカラ!」を開催!いわきの内田広之市長といわき出身者や市に関心ある大学生・若者が意見を交わしました。当日の様子をレポートします!
『いわき若者会議×いわき市長』対談イベント開催!
いわきの若者にとってのハブとなりつつあるいわき若者会議では、これまで、いわきに縁のある若者が年に1回集まることのできるイベントを作ってきました!
今年度はイベントだけでなく、参加型のキックオフイベントも開催しようと内田広之市長をお招きして「NN渋谷クロスロード」にてフリーディスカッションを行いました。当日は、大学生17名、社会人1名と予想以上にたくさんの方が集まり、とても濃い時間!フリーディスカッションでは市長とどんどん議論を交わす若者たちの姿が印象的でした。
ここで市長と若者たちの意見を紹介します。
ーー市長→→若者へーー
・若者人口流出が課題。高卒の6割が市外に流出。働く場所がないと勘違いしている。市内にはグローバル企業や世界唯一のスマートフォン部品塗料を生産する企業もある。企業の見える化をして発信したい。
・浪江町に福島国際研究教育機構ができる。世界トップの研究者が集まる見通しで、いわきの地場産業と世界最先端の研究を結びつけてイノベーションを起こしたい。
・風力産業に力を入れたい。風力発電を修理できる人材が日本にいないので、それができる人材を育てたい。
・いわきは市内各地区を発展させてきたが、これからはスマートシティ化を目指して集中的に駅前発展をしていきたい。
・思いつきで、リモートも含めて、市役所若手職員と出身の若者で対話する場があってもいい
・福島大、東北大と連携して単位交換できるネットワークをつくりたい。地元の大学が活気づけば次世代が育つ。
・いわきは医師が少ないが横のつながりがあり少ないながら頑張っている。今後は、医療の何が大変かを見える化して課題共有したい。
・必ず行動に移せるよう頑張る。いわきに繋がりがない大学サークルがいわきにキャンプに来て、ゆるやかな縁も生まれている。こうした繋がりを大事にしていきたい。
ーー若者→→市長へーー
・いわきにインターンに行って、面白いアクションを起こしている人がたくさんいると気づいた。そういった人も「見える化」してはどうか。
・企業の「見える化」だけでなく、仕事も含めた都会ではできないゆとりある生活をもっと見せてほしい。
・駅前がガラガラで、いわきは中途半端。レガシーを捨てて、古いものにとらわれないでほしい。
・自転車での小名浜の工場巡りツアーが好評だった。いわきは自転車を通した街づくりがぴったりだと思う。
・通っている長野県の大学では、市職員を大学に招いて共に観光を考えている。いわきでも若者と行政が対話できる機会があるといい。
・親が脳腫瘍になった時、いわきで手術ができなかった。いわきの医療を発展してほしい。
・いわきの地域コミュニティの熱意がすごいのがインターネット情報から伝わる。私の地元には地元(千葉県柏市)には愛を感じない。熱意のある人が核になってそれが広まってほしい。
・いわきの良さを積極的に発信している同郷者の情報に触れて、いわきに帰ろうと思っていなかったが心変わりした。行政の情報はそもそも見ない。いわきに関わりのある人の非公式情報を見る。
・いわきふるさと絆便をもらって嬉しかった。絆便は友達のインスタグラムで知った。
ーーーーーー
本当にたくさんの意見が交わされ、有意義な時間となりました。若者の意見を受け止めてくださった内田市長ありがとうございました!
今後、若者たちの意見が町に反映され、いわき市がさらに盛り上がっていくことを期待しています。
いわき若者会議 キックオフミーティング
フリーディスカッションの後は、いわき若者会議 キックオフミーティングを行いました。
「いわきに興味を持つきっかけを作る」をテーマに、各グループに分かれて企画提案ワークショップを行いました。
若者たちからは、音楽ライブイベントやいわき出身者が作るいわきツアー、いわきのマップづくりワークショップなどさまざまな企画案が出ていました♪
そして、3年ぶりの対面開催!本イベントとなる「若者会議」がいよいよ行われます。
◆日にち:2023年3月18日(土)
◆場所:品川シーズンテラスカンファレンス
☟ぜひフォローをよろしくお願いいたします!